ベトナムオフショア開発はコロナ禍にも強い!

may_vh 2022/07/16


世界中で新型コロナウイルスで深刻な打撃を受けてから、もうすぐ3年が経過します。コロナ禍による悪影響も日本経済に与えていました。しかし、その悪影響を最小限に抑えられたソフトウェア開発を行っている企業が少なくないようです。これは、コロナ禍のような事態でも、通常通り働けるオフショア開発という働き方を導入していたのです。


オフショア開発とは?

オフショア開発とは日本より人件費が安い海外企業などに、インフラ構築、システムやアプリの開発・運用や保守などを委託するということです。 

オフショア開発活用においては、ECサイト、デリバリーサイトなどのアプリ開発とWebサービス開発が増加している傾向があります。それに、ゲーム関係、宅配・物流関係、通信関係なども業績を拡大している企業も多いそうです。コロナ禍による社会変化、 テレワークの増加、飲食店営業自粛などの影響は原因の一つです。



日本IT人材不足 


『オフショア開発白書』による調査結果により、日本IT人材の不足の問題が深刻化していることがわかりました。



     

 

出典:『オフショア開発白書2021年・2022年』

さて、上のグラフが、2020年と2021年の「オフショア開発.com」への相談企業の規模別割合です。

調査結果から、「日本人IT人材の逼迫」が考えられ、大企業に限らず、更に広がっており、日本企業の深刻な問題となっていることがわかりました。

このことにより、日本企業の「オフショア開発動向」にも多少変化したこともあります。



ベトナムオフショア開発

『オフショア開発白書(2022年版)』によると、オフショア開発先の人気国ランキングはベトナムが第一位です。


出典:『オフショア開発白書2022年』


ここ数年ベトナムが圧倒的な一番人気となっています。グラフから5割ぐらいの日本企業はベトナムをオフショア開発先として希望していることがわかりました。

新規オフショア開発案件はほとんどベトナムを中心に発注されているのは優秀なITエンジニアが多さ、異文化や言語の違いという壁があまりないこと、そしてコスパの良さなどの理由が挙げられます。

また、「請負契約」と「ラボ契約」という2つの主な契約形態があります。それぞれメリットとデメリットがありますが、ほとんどのベトナム企業はどちらにも対応できます。


コロナ禍が収まっている今も日本企業からのオフショア開発のニーズの増加に伴い、ベトナム開発企業は増える見込みです。


By may_vh